2009年10月20日 (火)

10.11 黒沢健一@広島クラブクアトロ

今回のツアーはピアノと歌とギターだけのアンプラグドスタイル。

2年前くらいからやっていた形式なのですが、縁が無くて行けていなかったので今回が初です。ちなみに広島クアトロに行くのも初。

この日は中学時代から共にL⇔Rファンをやっているナカオ君(広島在住)と一緒だったのですが、とあるハプニングがありました。並んで待っているとメールが僕の携帯に来まして、「今から広島で健一行くんだ」と。送信元はこれまた中学からの友人で、年に数度メールをやり取りするくらい疎遠になってしまっていたブツハラ君(大阪在住)。すぐに電話をかけて合流しましたが、ホント縁とは異なものだなあと感心しました。ちなみに僕と彼は顔をあわせるのはかれこれ5年ぶりくらいになってしまうのではないでしょうか、ナカオ君とは10年近くぶりだったそうです。

さて、ライブの話に戻ります。客の入りは少なく、200居るか居ないか程度。連休の中日だというのに寂しい限りですが、まあ今回のツアーは関西圏はかなりばらけそうな感じでもあったので仕方ないかなと。

ライブは選曲が神懸かっていたというしかないでしょう。love is real、equinox、keep the circle turning …

もう二度と生で聞ける機会なんて訪れないかもと思っていた曲ばかりでした。

そして「前に広島に来た時もやった曲」と前置きしてやった、……前に来たのってダウトツアーの時じゃね?12年前の……アイネクライネナハトミュージック、GAMEなど。特にアイネクライネ~は黒沢曲の中で一番スキまである曲なので感慨もひとしおでした。

後半ライブは盛り上げモードに入っていたのですが、椅子が有る所為か皆どうノッていいかわかんなくて辛そうでしたね。コール&レスポンスも小さめ。

アンコールでは方舟、ノッキン~、wondering(!)をやって終了。客電は点いたけどアナウンスはまだな状態。

ここまでの客の反応から、ここでダブルアンコールは相当気合入れないと出てきてくれないと思い、頑張りましたよ。ダブルアンコールではこの日一番美しかった、ブライアンウィルソンのGOD ONLY KNOWS が披露されました。

で、個人的には満足なんだけども、いつもライブで不満なことがあります。アンコールの拍手、あるいは声援なんですけど、しねえ奴は出てけマジで。客電おちたままだからって、高を括って雑談とかしてる奴に残る権利は無いと僕は思います。単純に周りで見てて不愉快だしね。お客様気分でいていいのは本編までだよ、そっから先はこっちも一緒に盛り上げるつもりじゃないとダメでしょう。まあアンコールをメニューに組み込んだようなセット作りが多いのも問題があるかもしれないけど…、それでもこの日は僕とかその他真ん中の方で盛り上がってた方々の熱心な求めがなければ最後の一曲は聞けなかったと確信しているので尚更そう思います。

次回は抽選あたれば12月東京。時期的にあの曲が聴けるかもしれない…東京だとファンも多いから盛り上がりやすいしね、是非行きたいです!

2009年10月 1日 (木)

LIVE Focus 2009/黒沢健一

41yg2bnczthl_ss500_ ライブの映像作品はキャリア初か、と思ったらモーターワークスがあったわけだけども、実はエルアール時代の楽曲のライブ映像は初?(クリップ集とかにボーナスで1曲とかはあったかもだが)

今年春に行われたFocusツアーの追加公演を全曲収録した作品になります。

MIXの所為なのかいまいち音にパンチが無い気がするのですが、とりあえず信者目線で言わせて貰うと、ライブDVDが出たってだけでも滂沱なわけです。

何年前だったかなあ…、エルアールのDVDBOXが出るとか言う話だけでていつの間にかなくなってたんだよねえ。

そういうことを思うと、自分が行った(この公演ではないけど)ライブを追体験するのに、音質の良し悪しは二の次になってしまいますね。更に、僕の行った仙台では見られなかった、「I LOVE TO JAM」も収録ということで、感無量です。地方公演も勿論素晴らしいんですが、ツアーファイナルとかみたいなスぺシャルなものはやっぱりあんまり期待できないしなあ。

確かノッキンとジャム両方やったのはツアーファイナルの大阪と追加の渋谷だけだったっけ?

そしてこのDVDでテンションを高めて、もうすぐ秋のアコースティックツアーです。僕は11日の広島に行きます。

上記の理由からも、12月の追加公演(東京)もぜひ行きたいと思ってるんだけど、チケット取れるかしら…

2009年8月17日 (月)

snowflake midnight/MERCURY REV

41iojkbwoll_ss500_ サマソニであのライブ見ちゃったらもう買うしかないですよね。

現在のところマーキュリーレヴの最新作です。

時系列順に聞いているわけではないので、エレクトロニカを導入して云々というのはどうでもいいんですが、耳を捉えたのはまずその表現の細やかさ。

どちらかというと大作指向的というか、まあ大仰な曲が多いバンドだと思うんですが、その実凄く細かいところに気を遣っている印象。

それが凄く顕著なのが、一曲め、「snowflake in a hot world」。タイトルからして、「熱い世界の中の雪の結晶」という、儚くて美しい一瞬を捉えることを意識している曲です。曲のブレイクと共に時間すら止まってしまうような気分になりました。

個人的ハイライトといいますか、盛り上がってしまうのはやっぱり、「senses on fire」ですね。

初体験の衝撃というのは忘れがたいものです。サマソニのときのラスト曲だったんですよね。

2009年8月 8日 (土)

8.7 SUMMER SONIC 09

自分の中であったかいうちに感想を。

まず友人と西船橋で待ち合わせたのですが、あの辺の渋滞舐めてたわ。ラスト3キロ進むのに30分かかるとか…。結局当初の予定を1時間半くらいオーバーして合流、とりあえずギリギリ間に合うかな、ってとこ。

school of seven bells

音的にはシューゲイザーっぽい感じ。元シークレットマシーンズのギターってことで期待してたんだけど、ちょっと微妙かな。音が悪かったというのもありますが。

kyte

期待してたんだけど、外されちゃった感じ。シガーロスあたりを引き合いに出して語られることが多いバンドだけど、スケールが全然違うわな。まあ、まだ20歳そこそこのバンドにそこまで期待するのも酷だと思うんで、そこは仕方ないけど、とりあえず10月の単独は行かないな、と。

65 days of static

僕はあまりに眠かったんで後ろでゴロゴロしながら聞いてたんだけど、前のほうではかなり盛り上がってたみたい。しまった、休憩のタイミング間違えたかと思ったけど、冷たい床の魔力には抗えず、寝ながら楽しませてもらいました。ハイパーなテンションでの演奏が売りっぽいんで、元気な時にまた見たいな、と思いました。

mercury rev

メシ食べに行って戻ってきたらもう始まってて、完全にぶっ飛ばされました。また休憩タイミングミスったわ。

僕的ベストアクトでした。

ラストの前の曲とか、自然にこみ上げるものがあって、勝手に手が上がってました。

客数が思ったより少なかった以外は、もうケチのつけようが無いライブだったと思います。単独来たら絶対行きます!

mew

最初の一音が鳴った瞬間に完全に彼等の空間になりました。この構築力は素晴らしい。

新曲を3曲も配置するという挑戦的なセットリストながらも、ヨーナスのあの声と、最後を「conforting sounds」で〆ればオールOKだろ!という反則的な手を持っているので、安定感は抜群でした。

演奏としては、過渡期な印象。新譜の曲と既存曲の同居に少しまだ違和感がありました。映像に関しても、もう彼等には必要ないんじゃないかなあ、とも。ただ、新譜の曲の演奏を聴く限り、ココを突き詰めていけば、他の追随を許さないバンドになれるんじゃないだろうか、と思いました。

あと、他のメンバーは黒を基調にしたカッコで格好よかったのに、ボーだけなんで普通のおっさんみたいなカッコだったんだろ…

she spider

新曲

新曲

am I wry no

156

white lips kissed

special

zoo keepers boy

新曲

snow brigade

conforting sounds

みたいな感じだったかな。

mercury revでも感じたことですが、こういう音環境が最良ではない場において、ボーカルが強いというのは最高のアドバンテージになるんだなと思いました。

mogwai

音がめちゃくちゃ良かった。

轟音パートの神々しさも流石なのですが、誤解を恐れずあえて言うと、表現という点においては、かつて「パクリ」とか評されていたMONOに大きく離されてしまったかな、と感じました。フェス向きなのはモグワイだと思うけど、そういうマス受けする部分が「ロック」という枷から逃れられない一因にもなっているのではないかと。

なんというか、もっともっと客を突き放してもいいと思う。それが許されるバンドだとも。

aphex twin

疲労困憊のため、最初15分くらい見て退場。世界観としては凄く興味があったし、実際ラストの方は凄かったそうなので惜しいことをしたといえばそうなのですが、体力なしの身としてはフェスのトリでコレは辛い。

予備知識とかも全然無かったので、今度音源を聞いてみたいと思います。

その他

インフラに関しては、流石都市型フェスというところで、ほとんどストレスを感じませんでした。

ただ、最初に買ったジュースが、市販のジュースを市販の炭酸水で割っただけ、しかも温い上に炭酸が抜けている、で400円といういくらお祭り価格でも限度あんだろ、といったものだったのには閉口でしたが。これに比べると、昼飯にしたサイコロステーキ丼600円はかなり良心的、というか格安だったね、美味かったし。

んで、自分的教訓としては、あんまり見たいバンド多くない方が楽しめるかな、と。

体力にも限界あるし、フードも魅力的なのが多いし、買い物ももっと楽しみたかったし、ということで、タイムテーブルをライブでガチガチにしない方が余裕を持って楽しめるんじゃないかな、と。体力ないオッサンの意見ですけどね、元気な若者は会場じゅうを駆け回って満喫してください、てとこで。

来年も、行ければ嬉しいね。

2009年5月17日 (日)

5.16 raidworld festival 09 @恵比寿 liquid room

今年も行ってきました、ポストロックの祭典(なんて陳腐な言い方!)レイドワールドフェスティバル。

一番手は今回もworld's end girlfriend。

この日はギター×2、ドラム×2、サックス、という編成。明らかにコントロール下なはずなんだけど、それでも即興かと思ってしまうような混沌。

今自分が体験しているものが夢なのか現実なのか判らないという気持ちにさせられるのは、このグループ特有のものです。

2番手にはLITE。

名前は何度か聞いたことがあったのですが、曲を聴くのははじめて。

技能はとても高いバンドで、魅力的なのですが、それだけに見世物っぽくなってる部分はあったかと思います。WEGと順番逆ならもっと好きになれたかも。

3番にはPELICAN。

地を這うような重低音がひたすら内蔵を殴り続ける1時間。正直あまり好みではなかったのですが、最後に鳴らされた爆発のような轟音には、ついつい立ち上がってしまいました。

そしてトリにはMONO。

もう別格としか言い様が無いバンドになってしまいました。

信じられない程の音量でありながらも一切の不快を感じさせない轟音、観客の呼吸すら止めさせる細緻のアルペジオ…、どこをとっても文句の付け所がありませんでした。

更に、この日のMONOには余裕すら感じさせる深みも備わっていました。

このバンドが、こんな小さなライブハウスで見られることを僕らはもっと感謝するべきだと思います。

頼むから来年もやってください。

2009年5月 8日 (金)

Microcastle/Deerhunter

51kiuebybsl_ss400_ なんでも最近話題だそうなので、ミーハー気味に買ってみました。

車の中でずっとかけてるのですが、凄く不思議な印象。

70年代から00年代まで、いつのバンドって言われても納得できるような気がするし、その音楽も、ディープでドロッドロなところまで沈み込んでいったかと思えば、ポップでダンサブルなメロディを携えて戻ってきたり戻ってこなかったり。

正に変幻自在といったところでしょうか。

どうも来日あるみたいだし、チェックしてみるべきか?

2009年4月10日 (金)

Hymn to the Immortal Wind/MONO

51kofobq9ul_ss500_ ちょっとこれ尋常じゃないですよ。

7曲70分、例えばDVDで何か映画を見る時間を、このアルバムに向き合うのに費やしては貰えないでしょうか?

そういうレベル、そういう覚悟で臨むべき情報量のアルバムです。

えーと、ちょっと冷静になりますと、このアルバムのブックレットには、1曲ごとに一枚の絵とひとつの物語が添えられています。それが7つ集まって、死と記憶の物語、少年と少女が再び出逢うまでの物語、が形成されているわけですが、それそのものの是非は置いておいて(好みもあるでしょう)、インストバンドが、聴き手に解釈を委ねることを捨てた、というのが凄いと思います。音楽以外に曲に関する情報を用意したことで、完全に逃げ道を断った、と僕は感じました。「えー、なんかイメージと違う」この一言で、このアルバムの全ては否定されてしまうと思うのですが、そこに敢然と立ち向かった、そんなバンドの勇気と自信が素晴らしい。

しかして、表現のレベルをここまで上げて、この先どうなるんだ、とは思います。僕のこんな予感なんて軽く飛び越えてくれるのでしょうが…

2009年3月14日 (土)

3.10 黒沢健一@仙台CLUB JUNKBOX

01. NEW WAYS TO SEE THE WORLD
02. Feel it
03. Scene39
04. POP SONG
05. Silencio
06. Maybe
07. 方舟
08. Grow
09. SOUL KITCHEN
10. Rock'n Roll
11. TOO LONELY TO SEE
12. ALL I WANT IS YOU
13. 遠くまで
14. CHEWING GUM
15. プラスティック・ソング
16. LAZY GIRL
17. Do we do
18. LAND OF RICHES
EN
19. TILL YOU SEE ME THROUGH~LIME LIGHT
20. Somewhere I can go
EN2
21. KNOCKIN' ON YOUR DOOR

というセットリスト。

まず、今回のツアーバンド、どう考えても過去最高のクオリティを誇っています。何より、みんな待ってたベースの木下の参加はデカイですよね。curveとかあったけど、やっぱりこの二人が揃ってL⇔Rの曲をやるってのは非常に感慨深いものがあります。そこを抜かしても演奏の完成度は過去のツアーと比較にならないくらい良かったと思いますが。

ギターが健一だけっていうので少し不安になった部分もありましたが、全然問題なかったですね。KEYの果たした役割も大きかったでしょうが、LIME LIGHTで見せた狂気の淵にいるようなサイケデリックな演奏は、もう口あんぐりでしたね。盤では聞き易く、それでいてマニア受けするような音への拘りを見せる健一ソロですが、ライブではここまでドロドロとした演奏を披露するとは、誰も予想できなかったのではないでしょうか。

そしてやはり、客電点いた後でのダブルアンコール、まさかまさかもう一度この曲が生で聴ける日が来るなんて…。130万枚以上売り上げた曲が、僅か200人足らずのライブハウスで聴けることって他にあるでしょうか。

もう満足を通り越して衝撃のライブでありました。ツアーはまだ終わっていないので、見てない人は行った方がいいですよ。

2009年3月 9日 (月)

Focus/黒沢健一

41jkruazyhl_ss500_ 至高のポップアルバム。

黒沢健一が、稀有な才能を持つシンガーで、メロディメーカーであることは今更言うまでもないことですが、ここまで端整な完成度の高いポップアルバムを出してくるとは正直思っていませんでした。

間に色々なバンドやユニットで活動していたのでそこまで待たされた感はなかったのですが、なんとソロ名義としては7年ぶりのオリジナルアルバムということで、その年月も(前作の頃生まれた子が小学校に入るんですよ!)今作のどこか達観したような佇まいに影響を与えてるのではと思います。

全11曲35分という絶妙なボリュームも、何度も繰り返し再生ボタンを押させてくれます。

一家に一枚、そういうアルバムです。

2008年10月27日 (月)

10.25 Sigur Rós@新木場studio coast

色々と想像と違っていた部分もあり、100%期待通りというわけではありませんでしたが、それでも圧倒的な個性を持ったバンドであるということを肌で感じることは出来ました。

ボーカルの喉の調子が悪そうだったのと、演奏中にちょろちょろ移動するうざったい客と「見えない見えない」と喧しい客が残念でしたね、特に客の方。客の入りが多いライブに行くと多かれ少なかれ感じることがある現象なのですが、今回特に酷かったように感じます。「見えない」とか文句つけてる奴はいい番号とる努力を少しでもしたんですかね。

音に関しては、轟音パートがもっと迫力欲しかったな、という感じ。ギターもう一本あってもいいんじゃないかなと思いました。ボウイングしてるほうの不穏なディストーションは凄くかっこいいのでソレを支えるしっかりした轟音があったらいいのになあ、と思いました。リズム隊は言うことなかったと思います、特にドラムはこれ以上を望めないくらいの人ですね、素晴らしかった。

演出面は凄く良かったですね。シガーロスの音楽というとシリアスなイメージがあったのですが、本編最後の曲での物凄い量の紙吹雪には笑ってしまいました。そういうのをシガーロスに求めているわけじゃないって人は僕も含めて多かっただろうけど、あれはあれでアリかとも思ってしまいました。

80分という決して長くは無いライブでしたが、はじめてのシガーロスということを考えると概ね満足でした。ただ、次はやっぱりホールがいいですね。遠征も視野に入れることにします。

2008年9月 8日 (月)

9.6 faust@恵比寿 LIQUID ROOM

「レジェンド」を目撃した、という感動と、ただただ良いライブを見た、という感動。

やっぱりね、特別なバンドでしょう、ファウストとかまあ他に何でも良いんだけど音楽の幅を他の所謂「ロックバンド」よりも広く取っているバンドっていうのは。だから各々色んな期待をして行っただろうし、だからつまんなかったって言う人が居ても全然おかしくは無いライブだったとは思うのだけれども、それでも「いいライブだったよねえ、来れなかった人残念だったねえ、来なかった奴バカだねえ」と言いたい、僕にとってはそんなライブでした。

序盤は結構、難解な、というか楽曲的というより世界ありき、みたいな演奏でちょっと判りづらかったのですが、お客さんがノリあぐねていることに業を煮やした外人の客がなんか吼え始めてから、バンドもなんかギアを入れ替えたように加速し始めて客席を巻き込んで行く様子は圧巻でした。

ああもううまくまとめらんないから以下思ったこと箇条書き。

・チェーンソー、丸ノコ、棒、鉄板、ドラム缶などが登場。チェーンソー持って客席下りてきたときはちょっと肝を冷やしました。アンコールの「クラウトロック」(これが本当に凄まじい演奏でした)では「favorite instrument」と前置きしてコンクリートミキサー始動、客席爆笑。

・物凄い変拍子のハンドクラップを客に要請。慣れた頃には曲終わり。あれは無理だってば。

・チェーンソーで紙?(なんか障子紙みたいなの)を切って漢字にしようとするもわけわからず。僕の位置からは「泪派」のように見えたけど、どうも「混沌」と書きたかったみたい。

・前半の自由ぶりから言って、かなり奔放なショウなのかと思いきや、終わってみるとアンコール含め丁度2時間と、かなりコントロールされていたみたい。

・当日の演奏の一部を録音したCDRを限定150枚販売。なお、ジャケットはライブ中に即興で描かれる。記念品としてはこれ以上ない品。手に入らなかったけど、あんまり評判は良くないので良かった、のかな?

・終演後ロビーに戻り、物販に並ぶ長蛇の列を横目にロッカーに荷物を取りに行くと、なんとメンバー自身が物販で手売りしている模様。大サイン会の様相を呈していたらしい、開演前にグッズ買った奴涙目。

挙げれば後から後からキリが無いのでこの辺で。今日のも行けばよかったなー、レポによるとレイニーデイやったらしいし。

2008年7月 7日 (月)

so far/faust

21oag2budz3l_ss500_ 9月の来日、悩んだ末に行くことにしました。僕が行くことはとりあえず決定事項だったのですが、悩んだというのはいつも一緒にライブに行くアイツやアイツを誘うか、もっというと誘ってもいいのか、ということ。

今回の来日にあたり、ライブレポートなんかをいくつか読んでみたのですが、前回の来日である1997年の公演はそれはそれは凄いものだったらしい。いくつかの対バンは世界的に有名な日本のノイズアクトで、それは凄く興味があるのですがいくらなんでもノイズバンドばかり2時間見せられるのはやはりキツイのではないか。そしてファウストに至っては鉄板やらガラス板(叩き割る)やらTV(叩き壊す)やら果てはコンクリートミキサーまで持ち込んでのライブ、しかも最後は煙で燻されたとか。

果たしてこんなのに友人を誘っていいものか、と。

ただ、どうも今回は対バンが明記されていないこともあり、単独ではないかと予想(というか希望)し、更にリズム隊がオリジナルメンバーになり、今回タイトルに挙げた「so far」の楽曲をよくやっているという話を聞いたこと、の2点から自分的にはゴーサインが出ました。まあ、いつもみたいに「~ってバンドカッコイイから行こうぜ!」とは言えなくて、かなり尻込みしながらだったけれど。

んで、何故「so far」なら良いか、と。単純に他のアルバムより楽曲的であり聴きやすいということと、それでいてやっぱりこれはファウストだ、と言ってしまう何かがあるから、ということ。

「父ちゃん、バナナを持ってきな、明日は日曜日だ」

こんな歌詞を成立させうるのはファウストだけだと思う。そういえば1stアルバムはこんな言葉で〆られていた。

「Nobody knows if it really happened」

やばい、すごく楽しみだ。

2008年7月 4日 (金)

LIVE without electricity/黒沢健一

51e1aawnvml_ss500_ 非常に幸せなライブのひとつの形。

黒沢健一がとても優れたメロディメーカーであり、シンガーであるということは今更言うまでもないことだと思いますが、このライブはアコースティックピアノ、アコースティックギター、そしてボーカルのみで行われており、その強靭なメロディと歌を再確認させてくれます。

L⇔R時代の名曲からソロ時代の曲、新曲にカバーまで様々聴けますが、本作で一番心を打たれたのは、トリプルアンコールに応えて出てきた黒沢に対しての客の「ありがとう!」という声援と、それを受けて黒沢「こちらこそありがとう!」と返すシーンでした。僕はこのライブ行けなかったのですが、ライブレポートなんかを読みますと、このトリプルアンコールは終演アナウンスがなされるなか求められ、そして応えられたものだそうです。

常々ライブにおけるアンコールのあり方には疑問があったのですが、こういう形が真のアンコールのカタチであり、同時にライブというものの最も幸せな瞬間ではないかと思います。この後演奏されるのが名曲「ブルーを撃ち抜いて」であることも含め、其処に居られたことに感謝出来る、或いは居られなかったことを本当に悔しく思い次こそはと心に誓わせる、そんな名ライブ盤です。

2008年4月28日 (月)

4.26 RaidWorld Festival@渋谷AX

会場はほぼ満杯。一般的とはいえないジャンルのイベントでこれだけの集客というのに凄く感動しました。

それでは、順番に感想を。

world's end girlfriend

今回は、ギター、ドラム、サックスのスリーピース構成。サックスがすごくフィーチャーされてましたね。

前半は映像をバックにクソ長い曲(多分一曲?)、後半は照明がバンドを照らすものにかわり普通のライブみたいな感じに。ライブとしての即効性みたいなものは後半のほうがあった気がしますが、前半のどこかに連れ去られるような感覚はこの日他のライブでは味わうことが出来ないものでした。というか唯一無二なものかもしれません。

終わってみるとたった45分のステージでしたが、まるでワンマンライブを見た後のような気持ちになりました。

あと、WEGに限ったことではないのですが、こういうタイプの音楽はデカイ会場で聴くほうが絶対いいと思いました。

envy

ハードコア畑から出てきたバンドらしい、くらいの知識しかありませんでしたが、聞いてみると結構好きな感じでした。ただ、ボーカルがやっていることが大別すると語りと絶叫の2つなのであんまり音源が欲しい感じでもないかな。でもライブで見る分にはその要素も感情は煽り立てるものとしてとても効果的に作用していると思ったので、またライブを見る機会があればいいなと思います。

ギターの音だけでいうとこの日の出演者の中で一番好きかもしれないですね。

MONO

実に堂に入った演奏で、安定感すら感じました。特に轟音の芯の太さは流石と思わせるものでした。12月のクアトロの時最後にやった曲でしょうか、今回もラストは同じ曲だったと思うのですが、この曲にMONOの次に行く段階が現れていると思いました、次のアルバムは大いに期待できそうな予感。

Explosions In The Sky

そのMONOが次に行こうとしている段階、というのに既に居るんではないかと感じたのがこのバンド。上手く伝わるか判りませんが、凄く外向きな音を出していました。前向きというか、幸福感に満ちているというか、そんな音。特に3曲めだったか4曲めだったかにやった曲の冒頭の物凄い轟音には神々しさすら感じました、僕がこの日一番幸せだったのがこの轟音に包まれた瞬間でした。

それにしても終始素晴らしい演奏でした。最後の曲が終わった後の、アンコールを求める声と拍手の大きさがそれを物語っていました。ま、アンコールは無かったですけどね。

最初にも書きましたが、こういうイベントがこの規模で開催されること、そしてそれがほぼ満員の集客をもって受け入れられること、そのどちらもが奇跡的なことだとすら感じます。繰り返しますがこの手の音楽は100人しか入らないような箱で見るよりも、ある程度の大きさがある会場の方が絶対にキきます。

これを機にこのようなイベントがたくさん見られるようになることを願います。

2008年4月21日 (月)

HAARP/MUSE

514nrwazj9l_ss500_ 最強のライブバンド、MUSEのウェンブリーでのライブを収めたCDとDVDの2枚組。

完成度高すぎてむしろ引くわ。

今現在このバンドと張り合えるバンドとかいるのかねマジで。まず何万人だか知らないけれど馬鹿でかいウェンブリーが一体になっているのが凄いし、その一体感を呼んでいる音楽がとても親しみやすいポップスなんてものではないというところが凄まじい。オアシスだとか、そういう合唱曲の域まで達しているようなものならわからんでもないのだけれど、海のものだか山のものだか、メタルなのかクラシックなのかプログレなのかどう表現しても足りないような異形の音楽が、この何万人だか十何万人だかを熱狂させているというのはいったいどのように解釈すればいいのだろう。

もう、ガキっぽいと罵られてもいいから「最強」とか言うしかないんですよね。

あと、プレイヤーとしても見所は沢山で、なんであそこまで無尽蔵に広がっていく音を完璧に制御できるんだろう、と感嘆せざるを得ないです。以前ベタ褒めしたコーネリアスは、例えるなら正方形をムラ無く隈なく塗りつぶしていくような演奏なのですが、MUSEはマシューのギターが筆として縦横無尽に走りながら、それが枠をはみ出しそうになると、リズム隊が一瞬早くそれを察知して枠を広げてどんどん大きな像を作り上げていっている感じがします、わかりにくいですね、まあ見れば良いじゃんってことで。

細かいとこだとカオスパッド付きのギターはなんだか面白そうですね。普通に買えるもんなんでしょうか。

2008年3月20日 (木)

from Nakameguro to Everywhere Tour '02-'04/CORNELIUS

41x1cv9ueml_ss500_ 恥ずかしながらコーネリアスのライブを生で見たことは無く、映像で見るのも今作が初めてなのですが、こりゃ凄まじいですね。何で今まで観に行こうとしてなかったのか自分が恨めしいです。

コーネリアスのライブと言えば、映像とのシンクロが何かと話題になりますが、まず驚いたのがバンドとしての基礎体力の高さ。そこらの「ロックバンド」を軽く凌ぐ演奏力の高さだと思います。そして映像とのシンクロとも関連しますが、演奏のタイトさが尋常じゃない。普通のバンドがリズムに対して誤差10くらいでアプローチしているとしたら、このバンドはその誤差を1か2くらいに収めています。必ずしもタイトなのが良いというわけではないのでしょうが、このレベルはもう脱帽するしかないです。

音楽に国境は無い、などと良く言いますが、例えばそれを英語で歌う云々とか、曲の良さがどうとか、そういうことを越えたところで音楽の持つエンターテインメントとしての可能性を推し進めるカタチで実践した稀有な例がここにあります。そしてエンターテインメントというのは突き詰めればアートになるんだな、ということにも気付かされる貴重な映像でした。次は是非ナマで体験してみようと思います。

2008年3月 8日 (土)

空中のチョコレート工場/割礼

41cfbgdzmxl_ss500_ 80年代から活動を続けているサイケデリックバンド、割礼。

名前は以前から聞いたことがあったのだけれどなかなか聞く機会に恵まれず、このたびたまたま某tubeに上がっていたものを聞いて即購入を決意しました。

ギターが、歌が、なった瞬間に割礼ワールドへ引き込まれてしまいます。ギターも本当に素晴らしいのですが、なによりもまず耳がいってしまうのは歌。歌唱力がどうだとか、歌詞が良いとか悪いとかそんなんじゃなく、言葉が言霊になるとしたら、それはこんな歌声に乗った時なんだろうなと思わせる声。

特に印象に残ったのは7曲目「HOPE」が13分掛けて作り上げたサイケデリックな空間が静かに閉じ、その後ゆっくりと始まる8曲目「アラシ」の美しさと優しさでした。

個人的に80年代の日本のバンドってリアルタイムではないので、ほとんどその実態を知らなかったのですが、これを機にどんどん漁っていきたいと思います。まずは割礼の昔の作品を集めないとなあ、こういうとき都会が羨ましいです。

2008年1月19日 (土)

Hurtbreak Wonderland/world's end girlfriend

41usfq5qfml_aa221_ 別にどのアルバムでも良かったんですが、画像が最初に見つかったのでコレを。

2007年発表のWEGのアルバム。

数少ない、僕が諸手を挙げて絶賛するミュージシャンです。兎に角、映像喚起力が強いとでも言いましょうか、音が視覚情報として入ってくるような音楽です。

申し訳ないくらい感覚的にしか言えないのですが、言葉から零れ落ちてしまうような微細な情景な感情を描いている音楽で、それはポップミュージックでは決して届かない領域にあります。ぜひとも少し時間を割いて、ゆっくりと真剣に向き合ってみて欲しいと思います。

あと先程、感情を描くと言いましたが、WEGはそれを伝えるために徹底的に風景を描いているように感じました。音そのものに感情を封じ込めるのではなく、その音の描くものにそれを託しているとでも言いますか…判りづらいですね。

まあこれは僕個人の感想なので、それぞれ感じ方はあるかと思いますが、他の人がどのように感じたか、というのはちょっと聞いてみたい気がします。もしこのエントリーを見て少しでも興味を持ったのならぜひ聞いてみてください。

2008年1月13日 (日)

feu follet/dip

51vttxpd1bl_ss500_ dipの最新作。

非常に視点(支点?)がしっかりしているという印象。持ち味をきちんと踏まえた上で作りこんでいる作品だと感じました。

いわゆるチャート作品やロキノン系などと言われるバンドのような華がある曲はないのですが、バンドのアンサンブル、メロディー、そして長尺インスト「feu follet」などに見える「あの感じ」をもってして未だ孤高の座に君臨していますね。

発売当初の雑誌レヴューでは既に最先端ではない、というような書き方をされていたように思いますが、ベテラン軽視で青田刈りに夢中で「時代」とやらを牽引するのに必死な人たちの不当な評価にめげずに、たくさんの人に聞かれるべき作品です。

2007年12月17日 (月)

12.16 MONO@渋谷クラブクアトロ

圧巻。

フロア後方の一段高くなっているスペースが物販スペースになってはいたものの満員と言っていいのではないでしょうか。こんな大勢の中で見るのもはじめてだし、そういえばワンマンもはじめて。

定刻を少し越えてスタート。

中盤の圧倒的なノイズの奔流にまずやられました。物凄く破壊的なノイズ。怒りとか悲しみとか、そんなものを感じさせるノイズがおよそ10分(体感だけど)鳴りっ放し。静と動、っていうやり方には少し飽きてるんだけど、ここまでのものを持ってこられるともう何も言えないですね。

そして現在のMONOはそれだけではない、というのを感じたのがラストの曲。総てを祝うようなノイズ。でっかい音が延々鳴る、という構図こそこれまでと変わらないものの、ここで見えたのは光、希望、喜びとかそんなもの。大袈裟に言えばダンスナンバーとすら言えるかもしれません。

約90分のノンストップなショウでしたが、ほんとに素晴らしいライブでした。終演後、客電が点いても鳴り止まなかった拍手とアンコールを求める声が全てを物語っていたと思います。

2007年11月28日 (水)

love your life/石田ショーキチ

416vi3a36zl_ss500_ ツアーが終わったので書きます。

彼のキャリアにおいて4度目のデビューアルバムになりますが、この人の1stアルバムはいつも素晴らしいアルバムで、今作もその期待を裏切ることのない完璧なアルバムとなっています。

POPSの見本とも言うべき曲構成、カヴァー曲を収録することによる先達への表敬、自動車、自転車、幼い頃の夢、家族への愛など自身の生活(或いは人生)を楽曲に落とし込んだときの説得力、40を前にしてソロとしてまた表舞台に返り咲くことへの覚悟の大きさが伝わってくる力の入りようです。

プロデューサーとしての認識や、スクーデリアの初期から引きずるパブリックイメージから、難解な音楽をやっていると誤解されている節が少なからずあると思うのですが、そういう先入観や偏見を捨ててぜひ聞いて欲しいと思います。

とはいえ、今くらいの人気がチケット取りやすくていいなあ、という複雑なファン心理もありますが。

2007年11月25日 (日)

11.23 石田ショーキチ@渋谷クラブクアトロ

結論から言うと素晴らしいツアーファイナルでした。

今回のツアーは、会場によって「SPRINT」「ENDURO」とコンセプトが分けられており、前に行った宇都宮は前者のギターロックセットで、この日は後者のキーボードを含むフルセットでの布陣でした。

会場の大きさや、ホームアウェイの感覚、客数、などが影響しているのかどうかはわかりませんが、多少の演奏の荒さも疾走感で持っていってしまった宇都宮公演と比べて、どっしり重心を低く構えた大人の演奏、という印象を受けました。ただ、楽しみにしていたキーボード込みの曲に関しては音のバランスの問題なのかなんなのか、ちょっととっ散らかった印象があり、残念です。

あと、改めて思ったのですが、ギターの秋山さんレスポール似合いすぎ。日本一レスポールが似合うギタリストではないでしょうか。数々の変形ギターを操る石田さんの隣でレスポールとストラトを持つ秋山さんという対比もなかなかに面白いです。

2月にアンコールツアーがあるそうなのですが、出来れば行きたいなあ。

2007年11月13日 (火)

11.10 石田ショーキチ、メガネビジョン@宇都宮HEAVEN'S ROCK

石田ショーキチのソロツアーの宇都宮公演に行ってまいりました。この日はゲストにメガネビジョンを迎えての2マンライブ、メガネビジョンを見るのも初めてならヘブンズロックに行くのも初めてと、なかなか胸躍るシチュエーションでした。

ヘブンズロックは思ったより狭く、仙台のライブハウスで言ったら多分ennを少し広くした感じでしょうか、フロア後方に物販スペースが設けられていたため、ほぼennと同じ感じでしたね。

あと目を引いたのは、ステージにカーテンが設置されていてセットチェンジの間はそれが閉まっていること。これは仙台でやっているのはHOOKくらいなのですが、どちらかというとあった方がいいかなと思います。まあ開演前に機材を見たりするのも楽しみといえばそうなんですが。

先手はメガネビジョン。ここ宇都宮のバンドで、青春系ギターロックとでも言いましょうか。演奏力もありましたし、なんかのキッカケでするっと売れていきそうなバンドだなと思いました。ただ、歌詞はなんていうか「頑張れ系」が多く、折角のダンスナンバーが詞の意味性で踊りづらくなっていると感じもしたので、そこらへんが変われば個人的にはもっと好きなバンドになると思います。

そして満を持して登場する第4期石田バンド。第3期からドラムが変わり、フリッパーズギターなどで有名な荒川康伸さんに。この人がまたいいドラム叩くんですわ。

少しギターが小さいかと思いましたが(ソロの時もう少しあげて欲しかった)、音も良く、演奏も荒い部分が結構ありましたがこれぞロックバンドといった貫禄で非常に満足のいくステージでした。

あとは何気にコスモゼロをライブで聴いたのが初めてなのが嬉しかったです。ソロでもモーターワークスでも演奏された公演には偶然あたらなかったので。

今回は2マンということもあってか、少し短めのステージだったのですが23日の渋谷はワンマンでしかもキーボードありなので、よりディープなライブが見れることを期待しています。

2007年10月24日 (水)

空洞です/ゆらゆら帝国

41t6ek9t7ul_ss500_ こんなんメジャーでやられたらインディーだのアングラだのの立つ瀬がないんでマジで勘弁してください。

と、絶賛してから言うのもアレですけれど、コレほど世間の絶賛の声がウソ臭い作品もないですよね。自分も含めて、みんな判って褒めてんですかね?

2007年9月20日 (木)

gone/MONO

51yykn5a8ml_ss500_ 現在入手困難なep等に収録されている曲を集めた作品集。

年代順の収録のため、彼等の表現が段々研ぎ澄まされているのがよくわかります。特に、ヒロシマをテーマにしたラスト4曲に込められたものは、おそらく歌詞を通すとあっけなく安っぽいものになってしまう危険性を孕んだもので、彼等が歌を選ばなかった理由というのもそこら辺にあるのかなあ、と感じます。

12月にはワンマンがあるようなので、久しぶりに見に行きたいと思います。

はじめて見たときのように魂を揺さぶられたらいいな。

2007年8月24日 (金)

whirlpool/chapterhouse

51khm96gzml_ss400_ シューゲイザーバンドとして知られるチャプターハウスの1st。

シューゲイザー、といえばそうなんでしょうが僕としてはマンチェからの流れで見たほうがしっくりくるような気がするんですがどうですかね、まあリアルタイムで当時の状況知りませんからわかりませんけど。

ジャンル分けはどうあれ、2曲目のpearlが彼等の最高到達点であり、同時に90年代のUKロック史に燦然と輝くべき曲であることは間違いないはずです。(それにしてはメディアで過小評価されてるよなあ…)

今回、このバンドを紹介するにあたって、先日出たベストにするかコレにするか迷ったんですが、いまだにどうすべきだったは結論が出ません。しかし、2ndやmesmerise ep が手に入りにくい以上、後追いとしてはベストも買わざるをえないのかなあ、と思います。

あ、die die die はベストの方にも入りませんでした。何を勿体ぶっているんでしょうかね…。

2007年8月 5日 (日)

ALL'S WELL/CAMBERWELL NOW

Cmberwell this heat のチャールズヘイワードが this heat 解散後にやっていたバンドの既発音源を纏めた盤。

まず驚いたのが、えらく聞きやすいなってこと。勿論音響面はTH時代と同じく凝りに凝ってはいるのですが、THを聞くときに感じていた「なんだかヤバイものに手を出してしまったかもしれない」感があまり感じられないです。

なんか美メロな曲もありますし、THがダメだった人でもこれは聞けるんではないでしょうか。

あー、なんかこの文章じゃ気に入ってないみたいに見えるな。僕は大好きですよ。あと、THから引き続き、めちゃくちゃハイセンスな歌詞も健在です、じっくり読むことをお薦めします。

2007年8月 2日 (木)

THE TRAVELING WILBURYS COLLECTION/THE TRAVELING WILBURYS

51j8kqxydl_ss400_ メンバーは、ジョージハリスン、ジェフリン、ボブディラン、トムペティ、ロイオービンソン。

ウイイレで無茶な4トップを見た時のような気分になる顔触れです、ギタリストばっかじゃん。

とはいえ音楽とサッカーは違うので、このバンドはきちんと成り立ってるし勿論クオリティもとても高いです。その辺はジェフリンが頑張ってまとめたんでしょうかね、曲もELOっぽい匂いがするもの多いですし。

本作は現在廃盤になっている、トラベリングウィルベリーズの1stと2nd、そしてDVDをコンパイルしたものです。1stは上記のメンバー、2ndはロイ逝去後に作られているので彼は居ませんが、1曲目にゲイリームーアがリードギターとして参加しています、またギターかよ。DVDはまだ見ていないのでなんとも言えませんが、これだけの内容が4000円そこそこなのは、買わない手はないでしょう。

2007年7月24日 (火)

OUR LOVE TO ADMIRE/INTERPOL

612x2builkll_ss500_ 今作がメジャーデビューアルバムとなるらしいのですが、とことんストイックに世界観を突き詰めている点は変わっていません。

あまりにも世界観の統一が出来すぎているため、パッと聞いた感じでは全部同じように聞こえてしまう部分すらありますが、きちんと向き合って聞くとその限界まで絞りきったタイトな演奏とダークでゴシックなボーカルの絡みの妙には舌を巻くでしょう。

サマーソニックで来日みたいですが、出来れば単独公演で見たい。もっと言えば椅子付きの会場が映えるんではないかと思います。

2007年7月14日 (土)

Yukari Telepath/Coaltar of the Deepers

Yukari_telepath 評判があまり芳しくないようですが、傑作だよなあコレ。古くからのディーパーズファンの人からするとメタル分やデス声分が足りないということからの駄作認定なのかもしれないですが、ディーパーズの物語性や美メロが好きだった人にとってはど真ん中なアルバムに仕上がっているのではないでしょうか。

物語性、と表現しましたが、このアルバムはまるで一本のSF映画を見ているような気分にさせてくれます。アルバムタイトルもそうなんですが、歌詞においてもSFチックな言葉が多用されていてそっち系が好きな人にはたまらないでしょう。

このアルバムの存在がアマゾンレビュー等の低評価で敬遠されてしまうのは非常に惜しいです。もっとメディアでプッシュすべきだと思います。

2007年6月29日 (金)

でもどうせだって

某所でVOXのアンプが(AC30だったか?)8万弱でハードケース付き。大変そそられるのですが、いかんせん現状アンプなんか要らないわけです。実は同様の状態で4月に新ギターを勢いひとつで買っちゃったりしてるんですがなにぶんこちらは値段が値段だし、なんかの間違いでパチンコ大勝するまで売れないでくれるといいなあ、なんて。

現実的な機材補強の線でいうと、やはりギター用のエフェクターの類になるのですが、今目をつけているのがLINE6のフィルター系ばっか集めたシミュレーター。もう完全に飛び道具専用機になる気がして実用性なんて観点からするとイマイチ感バリバリでもっと先に揃える物あるだろうって感じですが、リングモジュレーターとか凄く好きなんですよねえ…。こちらは3万くらいで、もう少し安かったら即決なのになあと思案中。

物欲ばっか垂れ流してないで練習しろって?そんな正論を打たれると困ってしまうので勘弁してください。

2007年6月28日 (木)

strangefolk/KULA SHAKER

51qxjrj8h3l_ss500_ まず、クーラなのにジャケットがカッコイイ。個人的にはペザンツ~のジャケットも好きだが、これはジャケ買いしてもおかしくないくらいの出来だと思います。

そして内容の方ですが、1stみたいなのを期待すると肩透かしをくらうかもしれませんが、非常に良いです。ガレージの出来損ないやニューレイヴとかいう訳のわからないものがまかり通っている最近のUKシーンにおいて、こんなにどっしりと構えてる演奏はそうそう聴けないです。

「ロック」っていいなあ、「バンド」っていいなあ、と思わせてくれる作品です。

2007年5月30日 (水)

ファンファーレ/口ロロ

B000bkjh1w09tzzzzzzz 久々に邦楽らしい邦楽で鳥肌立ちました。

このアルバムのほかにメジャーデビューシングルも聞いたのですが、ほんとズバ抜けてると思います。80年代終わりごろにフリッパーズギターが登場したときってこんな感じだったんでしょうか。

兎に角これは売れるべき、オーバーグラウンドでこそその価値を認められるべきグループだと思います。

個人的にラップの曲は好きではないのですが、それを差し引いても必聴です。

2007年5月 5日 (土)

4.30 石田ショーキチ@渋谷クラブクアトロ

またはGWその2。

4.30

さてこの日は今回の上京の目的であるショーキチ師匠のライブ。昼ごろボブ邸を出て、ホテルのチェックインのため立川へ。切腹氏と合流し、少し遊んだ後ホテルを探しに行くもあえなく迷子に。なんとか判りやすい場所を探してそこからホテルへ電話し道を教えてもらう。5時に渋谷でボブ氏と再び合流する手筈だったのだけど、ここで手間取ってしまったため少し遅刻。

そして渋谷クアトロに到着。僕等が着いた時点で600番台くらいが入場中だったのですぐに入場し、とりあえず物販へ。今回のTシャツはすごくかっこよかったのでトートバッグと併せて購入。荷物をロッカーに入れてフロアへ。この時点では6から7割くらいの入りだったけれど、この会場は左前方にでっかい柱が突っ立っていてそれを回避しつつステージ全体を見れる位置を探すのにちょっと苦労、結局後ろの一段高くなってるところに陣取ることに。

開演するころになると会場は満員に。そしてメンバー登場。

結論から言うと今回は音響面であまり満足のいくものではなかった気がします。嵌るとこは凄く嵌ってよかったのですが(例えばsun goes down後半やRRMは凄くよかったと思う)、スカスカに聞こえる場面が結構多かったように感じました。キーボード導入や、意外性のある選曲など、コンセプト的にはかなりいい感じだったんですけど、コレを去年の仙台の音響で聞けたらなあ…。

バンドメンバーは、前回も参加のギターの秋山さん、ベースはデスロックのマキオさん、ドラムにteのタチバナさんという面々。秋山さんは前回に引き続き、渋いギターを聞かせてくれました。でも今回はちょっとギターの音が小さかったかな?マキオさん、タチバナさんのリズム隊は素晴らしかったですね、僕は前回のリズム隊より今回の方が好きです。特にタチバナさんのドラミングはかなりツボでした。teのCD買おうと思います。

次のソロライブは6月のレーベルイベントだそうですが、これは時期的に行けるかどうか微妙だなあ、仕事が入りそうだし、リリーの方も追い込みですし。9月にアルバムを出し(祝再メジャー)、11月にまたツアーをやるそうなのでそれは行こうと思います、2箇所くらい行ってやろうかしら。

ライブ感想は終わり。GWその3に続きます。

2007年2月 6日 (火)

難しい話

LILYの面子でお食事会があったのですが、ライブのやり方から始まり、ともすれば「音楽とは何ぞや?」ってところまで話が広がりそうになってしまって少しばかり焦ってしまったのですが、「人それぞれ」なんていう安い言葉で括ってしまわずに色々と意見を交換出来たのは良いことなんだと思います。

仕事が無くなって念願のニートな訳なんですが、まあ9割方寝てますね。広島行く前に一曲くらいカタチにしておきたいと思っているのですが、どうにもアイデアの最後の1ピースが浮かんできません。とりあえずやってみろってのも一つの正論ではあるのですが、腰の重さは如何ともし難く…。

基本的に引きこもっていることが多いのですが、偶に外に出ないと心底腐ってしまいそうなのでテクテク出掛けてったりしてまして、とはいえ遊び方を知らないもので専らゲーセンと本屋とCD屋にしか行きません。なもんで最近結構なペースでCDを買っております。

なんとなく自分のルールで「古いものと新しいものを両方買う」っていう新法が制定されまして、こないだnine horses と the hollies を一緒に買ったのですがこれが当たりで。前者はデヴィッドシルビアンの新プロジェクト(って言っても3年前くらいかな、出たのは)で、宅録でアンビエントなポップスやりたいと思ったらコレ聴かなきゃ始まらないでしょ、って内容。後者は言わずと知れた60年代にマージービートと呼ばれた類の音楽をやっていたバンドで、何はともあれコーラスワークが素晴らしい。単なる3声のハモりも良いのですが、2つ以上のメロディが絡み合う時のコーラスワークが美し過ぎ。「I can't let go」は痺れます。ホント、こんな有名なバンドですらマトモに聴いたのはじめてだし、自分の無知さが恥ずかしいです。もっと一杯聴かなきゃなあ…ニートやってる場合じゃねえなあ…。

2007年1月 6日 (土)

MEXICAN R'N'B/THE STAIRS

Sta 新春リバプール祭り!っていきなり何事かと思われるでしょうが、何のことは無い唐突に開催される僕の内なる祭りのひとつに過ぎません、名前も今テキトーに付けたし。ちょっと臨時収入があったもので、CDでも買いたいなと中古屋へ行ったのですが、欲しいものを端から挙げていくと10や20ではきかなくなるので、テーマを設定してみることに。とりあえずリバプールのバンドということで探してみて気になったのが、echo and the bunnymen とこの the stairs でした。

60年代テイストてんこ盛りの作品で、帯には初期ストーンズやバーズなんかの名前を出して語られていたのですが、どうもその枠には収まりきらない強烈なアクがありました。バカの紙一重は天才だった、って感じ、限りなくバカ寄りですけど。んで、ちょっと検索して調べてみるとやっぱりバカな人でした。特定のジャンルを腐すのは気が引けるのですが、ポップパンクみたいな底の無いバカを聴くよりはコイツ等みたいな懐の深いバカを聴く方がよっぽど面白いかと思います。だってコイツ等絶対モテる為に音楽やってる訳じゃないもの。

ちなみに調べてる過程で見つけたのですが、アマゾンの中古で15000円。僕は中古屋で1500円で買いました。凄くラッキーだったのか?それとも15000が酷いボッタクリなのか?

2006年12月29日 (金)

a triumph for man/MEW

021 しばらく書いてない間に色々あったのですが、現時点ではどう書いていいものか判らないこともあるのでさらっと無視する方向で。

通販で買った翌日に普通にHMVで見つけて軽く凹んだことでお馴染みのこのアルバムですが、MEWのデンマーク時代の1stになります。普通に見かけたと書きましたが、定価は割高(2枚組みを考えるとそうでもないですが)なのでファン以外に強く勧めていいものでもないのでしょう。

癖のある楽曲構成は今のMEWにも顕著な特徴ですが、じゃあ何が違うかというとVOが今ほど目立たない作り方になっています。やはりこのバンドの一番の武器はボーカルだと思うので、そういう意味では未熟さが見えるともいえます。しかし4曲目のPandaという曲は絶品。どうもライブでは昔の曲をやらないみたいなので、リメイクするなりなんなりしてもう一度きちんと世に出すに値する曲だと思います。

この調子で2ndも再発求む。

2006年11月30日 (木)

11.28 石田ショーキチ@仙台PARK SQUARE

年甲斐も無くはしゃぎ過ぎて全身痛いです。日頃の運動不足が祟ってます。

ということで大変楽しみにしておりました石田ショーキチ来仙ですが、結果から言いますと大満足でして。めちゃめちゃ懐疑的だったのですが、パースクがあんなに音がいいとは…。

お客さんは凄く少なかったんだけど(5,60人くらい?)、それがまた良くて。これまで東京まで行ってスクーデリアとかを見る時はクアトロとかAXとかだったから自分は千分の一くらいだったんで、なんかこう素直に盛り上がれない部分があったんですけど、今回は百分の一以上ですからね、いつものようにまったり見てるつもりだったのに、はしゃぎまくってしまいましたよ。

で、いつみても思うんですが、石田さんはライブの運びがホントに上手い。MCのライブにおける重要性を改めて意識しました。ただ、自分らのライブでやるかというとやりませんしやれませんが。ここら辺は、そのうちまとめてライブ考を書こうかなと思っているので、その時になったら読んでやってください。話を戻しますと、ライブが進むにつれ、お客さんのリアクションが段々大きくなっていってるわけですよ。はじめは控えめにノっていた僕も最後の方は飛び跳ねて拳突き上げてましたし。セットリストの組み方の妙もあるでしょうが、やはり石田さんの人徳が大きいかと。

僕の個人的ハイライトはアンコール一発目のビートルズの「Yer Blues」のカヴァー。これは神懸かってました。

動員が僅かだったので商業的な面から見て厳しいとは思いますが、僕ら信者からするとあんな小さいハコであんなにゆったり見て好きに盛り上がれる機会なんてありえないので、是非また来て欲しいものです。

2006年9月19日 (火)

9.18 PRIMAL SCREAM @ ZEPP SENDAI

ボビーかっこええぇぇぇぇ!あんな中年になりたいと心から思いました。

というわけで、行ってきましたプライマル初来仙。会場は完売ではなかったものの9割くらいは入ってたかな?僕は2階席でまったりモードと洒落込もうと思ってたわけですが、はじまってしまうとそうも言ってらんないですね。ブルースを下敷きにしたロックンロールな新作中心のセットだったみたいですが、それでも踊れるのがプライマルの凄いところです。

あんまりプライマルは聞き込んでないので、判らない曲も沢山あったのですが、そんな僕でも本編ラストのスワスティカアイズ~カントリーガール~ロックスという流れには声をあげてしまいました。コレ反則でしょうよ。

そしてアンコールは前作、前々作あたりからなのかな、三曲ほど。そしてまさかのダブルアンコール!sick city とあとはカヴァーが2曲。あとで調べると、ダムドのニートニートニートとジョンレノンのギミサムトゥルースだったらしいです。

他の場所でのライブレポなどを見ると、アンコールをこんなにやったのは今のとこ仙台だけらしく、得した気分です。マニも「sendai is crazy!」とか言ってましたし、これに気をよくして次回からも仙台公演をツアーに入れてくれるといいなあ。

2006年9月16日 (土)

BARRETT/syd barrett

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シドバレットのセカンド。前作よりまとまりがあって聴きやすいです、っていうかオーバープロデュースなんじゃないのかなあ、コレ。前作が持ってる不安定さというか、「こっち」と「あっち」の狭間で揺れてる感じが好きだったもので、ちと拍子抜けです。ただ、普通のフォーク、と評してしまうには浮世離れし過ぎかと。前作のような狂気がないだけで。

なんとなくバレットの映像が見たくなって某チューブなどで探していると、ピンクフロイドのsee emily playのPVを発見したので見てみました。

長い時間をかけて反復を繰り返すなどして向こう側を見せてくれるバンドには沢山出会いましたが、3分に満たない時間で持っていかれるとは思いませんでした。つーかコレ1stに入ってなかったよね、いつの?と思って調べてみると、成る程、オリジナルアルバムには未収録なのね。ベスト買うかなあ。

2006年9月13日 (水)

cum laude/the velvet teen

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1枚目は割と典型的なUSインディーロック、2枚目ではピアノをフィーチャーし壮大な世界観を描き、さてこの3枚目では何を見せてくれるのでしょうか?

…と、勢い良く書き出したのですが、実のところあまり評判が芳しくなかったので買い控えしてまして、この度タワレコ、HMVのポイント期限が迫っているということで購入してみました。まあ、1枚目2枚目の延長を求めている人には気に入らないだろうし、ともすれば流行りに乗っかったと捉えられかねないというのも理解出来なくも無いですが、僕としてはコレは彼らにとって前進だと思います。

前作までは質は高かったものの、レディオヘッドやシガーロスなどといったバンド達の影がよぎったりするのは否定できない部分だったと思います。今作は、ドラマーが交代したこともあって、世界観を広げていくよりも内へ内へ突き詰めていく方向を目指したのではないかと僕には感じられました。ただ、過渡期という感は拭えないので完成度においては前2作に劣るとは思いますが。

新ドラマーのミニマルで精緻なドラミングは、どこかCANのドラマーであるヤキ・リーヴェツァイトを思い起こさせるものがあります、ちょっと褒めすぎか?

2006年9月 6日 (水)

Crystalized/VENUS PETER

Crystalized_3 12年ぶりの新作にして、敢えて言いましょう、最高傑作!

過去の作品は10年以上前という時代性も相まって、楽曲の素晴らしさを音のショボさがスポイルしてしまっている点があったと思うのですが、楽曲のクオリティはそのまま(或いはもっと上)音質が格段に向上しているように感じます。一年限りの再結成っていうのは勿体なさすぎです。

90年代当時から今まで、洋楽っぽいと言われたバンドは数あるでしょうが、ヴィーナスペーターほどそれに相応しいバンドは無いと思います。英語詞、というのも勿論あるのですが、他の日本バンドに良くも悪くも見られる「歌謡曲っぽさ」が全く無いのです。あと、90年代のUKギターロックのサウンドにここまで向き合い、消化吸収しているバンドも殆ど見たことがありません。

本人達も思っているみたいですが、僕も彼らの音楽はもっと評価されてしかるべきだと思います。

2006年9月 1日 (金)

SERENA-MANEESH/SERENA-MANEESH

B000epfa8s01_sclzzzzzzz_v56897167_ ノルウェーのバンドです。

最近新世代シューゲイザーとか言われてるバンドが幾つか出てきてちょっと話題になっているので、ひとつ買ってみようかと手にしてみました。

大当たりでしたね、正直、シューゲイザーってのとはちょっと違うとは思いますが。クラウトロック周辺とかもっとわかりやすいとこだとソニックユースとか、そっちの影響の方が強い気がします。

しかしここ数年の北欧勢は凄いですね。英米のロックがルーツなんでしょうけど、現在形の英米のバンドとは少し違った形の進化を遂げているところがとても興味深いです。

2006年8月28日 (月)

Little Kix/MANSUN

B00004ub9i01_ss500_sclzzzzzzz_v111614487 本人たちすらも失敗作、と認めてしまっていたように思います、マンサンのサード。脳天をぶち抜かれてしまった90年代後半最大の傑作であり怪作である前作「SIX」からすると、なんだかパッとしないなあってことで僕もあまり聞いてなかったのですが、今日何とはなしに聞いてみると、あら不思議、完成度高いじゃありませんか。

しかしながら前述の通り「SIX」の後、というのがどうしてもネックになるわけです。「SIX」の素晴らしさを語るのはまた別の機会に譲りますが、全体的にスケールダウンしまくりなのがこのアルバムが小粒なイメージを持たれる原因なのかな、と思います。曲はいいのになあ、勿体無い。

と思ってたところにベスト盤発売のニュースが。今のところ日本盤が出るという話はなさそうなのが辛いですが(DVDのリージョンコードの問題)、曲順が他のアルバムの曲と混ざって再構成されるわけで、そのことでこのアルバムの曲が公平に再評価できるのではないかと思います。

2006年8月 2日 (水)

Revenge of the King/KULA SHAKER

982 前の日記があまり気に入らないのですが、アレはアレで僕の正直なとこなので残しときます。でもさっさと新しいの書いちゃおう。

随分前からiTMSで販売はされていたのですが、日本限定でCD化されるということで我慢してきましたよ、復活クーラシェイカーの新曲。流石に、初期の代表曲のような必殺の破壊力を備えたキャッチーさはありませんが、クリスピアン王子のギターが炸裂しまくっているだけで僕は満足です。ただ、僕としてはクーラにはもっとサイケデリックさを求めたいです。今回は顔見世のようなもんだろうから、そこらへんは年内予定のアルバムに期待かな。

2006年6月17日 (土)

太陽なるオレンジ/crash in antwarp

オランダ不甲斐なかったなあ、若者しか頑張ってないじゃん。それでも少ないチャンスをきっちりモノにするのが日本とは違うところなのか…、ファンペルシは目が違ったもんな、やっぱ最後にものを言うのは気迫とか根性とかそういったものなのかも知れませんね。

ええ、画像を探したのですがありませんでした、「太陽なるオレンジ」。僕はアルファベット表記時代の方が好きなんで、このシングルや「鳥、喰らう憂鬱」というミニアルバムは今でもよく聴くのですが、メジャー以降は殆ど聞きませんね、CCCDなのが気に入らないというのもありますが。

まあ聴かないのはそんな瑣末な理由からだけでなく、単純にこのバンドの売りである「文学的な詞世界」に、メジャー以降明らかに翳りが見えているから、というのがメインに来ます。「ゴーナウ」なんか当時メディアでは持て囃されてたけど駄作でしょ、カップリングの方が百万倍良い。どうみてもやらされた感があるゴーナウやその他アルバムの曲一部の方向性を見ると、まあそりゃ嫌になるわなと思います。メジャーって怖いね。

オランダの話題から無理矢理つなげる為のセレクトであまり深い意味は無かったのですが、好きなことをやり続けるってことについて少し考え込んでしまいました。

2006年6月10日 (土)

deceit/this heat

12 リマスターが続々出ております、ディスヒート。1st 2nd そしてシングルを購入して知りました、BOX出るんだって、どうするよオイ。

このグロテスクなジャケットとラストトラック「被爆症」(和訳じゃなくて、本当にhi baku shyoってタイトルなんです)に顕れているように、非常にメッセージ性の強いアルバム。ただ、言葉だけにメッセージを託し、音は別に好きなことをやっているだけっていう凡百のバンドと違い、このバンドは音そのものがメッセージを背負っています。偏執的ともいえる音像へのこだわりは、音楽家としての実験精神もさることながらこのメッセージを託すためのものだといえるのではないでしょうか。前述した「被爆症」の持つ荒涼感は、唾を飛ばして演説するよりもずっと核兵器の恐ろしさを伝えてくれる気がします。広島の教育現場はコレ使えばいいのに。

このバンドについて書くこと、書かなければいけないことはもっと沢山あると思いますが、僕はここまでにしておきます。あとは、自身の耳で確かめてもらえれば、と思います。

2006年6月 5日 (月)

See This Through and Leave/The Cooper Temple Clause

B00005y0r609lzzzzzzz ここ数日、職場の有線のロックチャンネルがUK祭りの様相を呈していまして、それに触発されたという訳ではないのですが、UKものを。

このクーパーテンプルクロースの1stアルバムは21世紀に入ったばかりの頃リリースされたんだったと思いますが、HMVで2曲目「film maker」のイントロのギターを聴いた瞬間レジに直行したのはよく覚えています。

当時は「film maker」や「let's kill music」などの判りやすい曲が気に入っていたのですが、今聞き返してみると「do you miss me?」や「murder song」などのシンセが飛び交うスペーシーな感じの曲がいい感じだと思いました、轟音も気持ち良いし。

今年のフジロックに来るそうなのですが、アルバムが9月?らしいのでその後単独の来日はあるでしょう。いや、あってくれないと困るよ、今行くって決めたんだから。

2006年6月 3日 (土)

THE BREASTROKE/COALTAR OF THE DEEPERS

B00005eyll01lzzzzzzz メタル+シューゲイザー+ネオアコな感じのごった煮的バンド、コールターオブザディーパーズのベスト盤。

この好きなもの全部ブチ込んでみましたって感じがいかにも日本的な感じがします。それはありきたりなJ-POPとかそういうことではなく、情報過多でどんな音楽でも聴ける日本人が好きなように音楽を作ったらこんなになりました、っていう。平たく言えばオタク的、それもアンチサブカルなオタクの匂いがします。僕自身はメタルやなんとかコアっていうような音楽性があまり好きではないのでこのバンドもそんなに凄く好きって訳ではないのですが、なんか前述のような特徴に微妙なシンパシーを覚えてしまいます。

お洒落で聴くような音楽では無いですが、嵌る人は嵌るのではないでしょうか。いい年こいてツタヤでアニメを借りるのに躊躇が無い人にお薦め。

2006年5月22日 (月)

ライブでした。来てくれた方、偶然見てくれた方、気に入ってくれた方、共演してくれた方々、心からありがとう。

幾つかお褒めの言葉も戴けたのですが、個人的には非常に悔いの残るライブとなってしまいました。練習期間の短さを言い訳には出来ないと思います。lily of the valley ではメンバーの頭数の多さに、これまでのdumitrescuの左足ではその音楽性故の音数の多さに、それぞれ甘えてしまっていた結果が今回露呈してしまいました。

終演後、珍しく自分から「ライブやりましょう」といいました。必ずリベンジは果たします、待ってろ。

2006年4月30日 (日)

Ten Silver Drops/SECRET MACHINES

B000ell0r201lzzzzzzz 何故に国内盤が出ないのか!?

そんな嘆きからはじまらざるをえない傑作ですわコレ。前作までより長尺曲を抑えてよりポップさを求めてる、のかな?それが却って彼らの本来持っていた(のであろう)疾走感や美メロを際立たせる結果になっていて非常に良い。シークレットマシーンズをはじめて聞く、という方には是非このアルバムをお薦めしたいです。

三曲目の「Lightning Blue Eyes」はきっと今後も彼らの代表曲であり続けるんじゃないかな?兎に角キメのフレーズがシビれます。

Lightning Blue Eyes Against the Daylight!

2006年4月29日 (土)

summer/黒沢秀樹

Summer150 以前紹介したBelieve以降、暫く沈黙していた彼が動き出したのが2年前くらいだったでしょうか。現在の音楽流通シーンに疑問を持つ彼が求めたのは、「作り手と聴き手を繋ぐ」ことに他なりませんでした。その方法としての通販EP、winter,springに続く3作目が本作です。

独特の鋭いながらも温かみを持つ視点で描かれた詞と、爽やかでありながらどこか憂いを帯びた声が素晴らしい「うた」を聞かせてくれます。楽曲的に決して幅広いとは思えませんが、それもまた「いいメロディを最短距離で届けようとした」結果なのではないでしょうか。

この季節シリーズが完結した後はアルバムを聞くことができるのでしょうか?L⇔R時代やBelieveを聞く限りでは彼の武器はまだまだあるはずです、アルバムでは彼の才能が全開になったところを見せてくれることを期待しています。

あと、ライブが見たいなあ…。都内行くとしてもワンマンじゃないと流石にな…。一番いいのは地方に来てくれることだけれど。

2006年4月25日 (火)

THE ROAD LEADS WHERE IT'S LED/SECRET MACHINES

B0009i7nks01lzzzzzzz サマソニ決定ですね。然程盛り上がってないように見受けられるのが少々不安ですが。

このバンドの1stアルバムは以前紹介したので(同じデザインで真っ白なやつ)、今回はepを。6曲入りでカヴァーが2曲、と実にepっぽい感じなのですが後半3曲だけで25分くらいあるのでボリュームは十分です。

このバンド、何かとドラムの凄さが取り沙汰されるのですが、この作品では弦楽器や鍵盤に耳が行きます。なんといいますか、僕が感じたのをそのまま言葉にすると「空間を広く使うなあ…」「間合いを広く取るなあ」ていう。なんだか訳が判らないと思いますけど、そんな感じなんですよ。(ちなみに、リリーの練習が佳境に差し掛かった頃僕が凄く意識していたのがこの「間合いを広く取る」こと。この先の演奏ではもっと如実に顕れてくる…んじゃないかな?)

このジャケ画像をとるためにアマゾン見に行ったら、なんと今日がニューアルバム(US盤)の発売日じゃありませんか!即購入しました。んー、日本盤は出ないのかな…良いバンドなんだけどなあ。

2006年4月10日 (月)

4.9 lily of the valley @ 仙台club junk box

20060410011254 てなわけで、めでたく終了でございます。思えば2006年になってこっち、ずっとコレやってたんですよね。少し感慨深いです。今日のライブが成功だったかどうかは見に来てくださった皆さんの判断にお任せしますが、演奏してて結構楽しかったですよ。

さあ、次はあまり間を空けずdumitrescuです。乞うご期待!

2006年4月 7日 (金)

you see colors/delays

某所のやり取りを見て言葉の通じない人っているもんだなと感心したので、一枚噛んでみようと思ってたんですがやっぱやめます、自衛策。あ、「ので」は「やめます」に掛かってます、念のため。

B000e1igag01lzzzzzzz 買ってからこっち、ずーっと聞いてます。移動中も、仕事中も。

音楽的な魅力を説明しようと四苦八苦してましたが、どうも言葉に出来ないですね。

感覚的な表現でごめんなさい、「ポップど真ん中」。

今売れてるポップバンドのどれよりも純粋にポップであると思います。「大衆的」「はじけるような」その両義において。

2006年4月 3日 (月)

MARQUEE MOON/TELEVISION

B00005hef509lzzzzzzz NYパンクだなんて言われますが、僕にとっては完全にサイケなバンドですね。

サイケの定義、というのは音楽的に分類出来るものではないと思っているので(ビートルズのtomorrow never knows とブルーチアーのsummertime bluesが同じ「サイケ」って無理でしょ?)、僕のツボに嵌る「サイケ」の特徴だけ述べますと、「気だるさを感じさせながらも弛緩がない」ものなんですが、このテレビジョンや同じニューヨークのヴェルヴェットアンダーグラウンドなんか、まさにそうですよね。

このアルバムは兎に角ギターソロ、またはヴォーカルメロディを喰ってしまうようなリフを弾きたくなるアルバムです。ギタリストはコレを聞け!っていう。

2006年3月20日 (月)

ドリフト

仙台CLUB JUNKBOXで行われました「MONO/BELLINI Japan tour06」に行って参りました。

以下感想を書くつもりなのですが、今日のイベントがオールOKってな方は読まない方がいいかと思います。辛いことも書きますんで。

開演時間を5分かそこらオーバーして会場入り。客電は落ち、何か音が鳴ってる。人が多くてステージは良く見えず。なっげーSEだなと思っていると人影が。成る程、これがトップバッターのmidoriyamaさんなのか。真ん中でやってないからわからんかった。いきなり辛口いくよ、ヤマもタニもオチも無い音楽、全く何もわかりませんでした。

2番手、仙台の雄John jul's Cornfield。個人的には結構好きなバンド、だったのだが。ドラムがとにかく酷い。抑揚を付ける気など更々ありませんって叩き方。こんな耳障りなバスドラとスネアを聞いたのははじめてかもしれない。最初はジャンクで見るの久しぶりだし、ここのハコってこんな音なんかなー、とポジティブに捉えようとしたのですが後続の素晴らしいドラムを聴くとどうもそうではないらしい。ベースの人は全体的にかっこよかったと思う、あとラストのノイズは良かった、あのノイズはあと5分あっても聞ける。

3番、world's end girlfriend。素晴らしいの一言に尽きます。今日一番良かった。終わった後のフロアの空気が全然違ったもの。眠くて、半覚醒状態でふらふら揺れながら聴いていたんですがコレがまた気持ちいいんだ。また是非仙台に来て欲しいです。

4番、BELLINI。フロムイタリア。フロアはかなり戸惑っているように見受けられましたが、個人的には結構好きかな。兎に角タイトな演奏。人力コラージュミュージックとでもいいますか、目まぐるしく変化する曲展開、変拍子の嵐。this heat をオール人力でやってみました、みたいな。或いは上手いDNAっていうか。なんかその辺のノーウェーヴっぽさは確実に意識してると思う。もっとハードコア寄りの面子が集まるイベントだと違和感なく溶け込めたんじゃないかな?ただ、world's end とMONOを続けて見るのはしんどいんで間にコレが入る並びは大正解かと。

ラストはMONO。3年くらい前にはじめて見て、その後の音楽観に大きな影響を与えられたバンド。そういう意味では今日のライブは楽しみでもあり、また怖くもあり。以前より上手くなってると思うし、実際良かったとも思うんだけど…。終着点が見えてきてしまっているんじゃないだろうか、と感じました。スキルアップによって表現の精度はどんどん上がっていくだろうけど、もう初見のときのような衝撃はないのかもしれないな…。

始まって一時間くらいはほんとに不機嫌なツラしてたと思うんだけど、後半とてもよかったので概ね満足です。よく考えると仙台でライブ見るのって一年ぶりくらいなんだよね。偶に見たいものはあるのですが、友達いないものでつい躊躇してしまいます。ワンマンならひとりでも行きやすいんですけど、イベントは入れ替え時間がどうしてもキツイよね。こういうときは煙草吸える人が少し羨ましかったりします。

2006年2月25日 (土)

live:locus.and wonders./scudelia electro

440 遂に出ました、スクーデリアエレクトロのラストライブ。映像作品でないのにちょっと不満でしたが、その理由についてはご本人がポッドキャストで説明しているのでそれは納得。全身全霊で聞け、ってことですな。

当日ライブに行った時は泣かなかったと思うのですが、これを聞いてて本編ラストのbetter days あたりから涙腺緩みまくりのダダ漏れでした。そして以前のブログでも書いたのですが、アンコールのtruth、これが圧巻。そしてダブルアンコールのサマーレインが終わった時の「scudelia electro,we were!」に良い音楽を聴いた陶酔感と何かが終わってしまう喪失感が綯交ぜになった気持ちを抱きつつまた一曲目から再生、をくりかえして早4日、石田氏が繰り返し言っていた「また会おうな!」に大きな期待を抱かずにはいられません。これだけ良い曲を書いて良いライブをする人が一線から退くはずは無い、そうあって欲しいと思います。

来るべき復活の日を、コレを聞きながら待つことにしましょうか。

2006年2月 6日 (月)

limbo/indian rope

Jpnmtcd1003_front 今日も今日とてアマゾンで沖野氏のソロアルバムを2枚ゲット。「1クリックで買う」って本当に恐ろしいシステムですね。そろそろ誰か文明の発達に警鐘を鳴らすべきではないでしょうか。

これまでに手に入れた沖野氏関連の音源で一番聞いているのがコレです。エレクトリックとアコースティックが奇跡的なバランスで融合しています。そしてその上に極上のメロディーとハーモニー。「トランス ミーツ ブライアンウィルソン」と呼ばれるのもあながち大袈裟ではない気がします。

特に2曲目の「stone buddha」はヴィーナスペーター時代の名曲「every planets son」をも凌ぐ名曲だと思います。最近僕がリコーダーが欲しい欲しいと五月蝿いのはこの曲の影響です。

2006年1月16日 (月)

BIG''SAD''TABLE/VENUS PETER

4988023025124 こちらも再結成ライブをやっているようですね、ヴィーナスペーターです。

前々回書いたアニソンから遡ったら渋谷系に到着しました。曲のセンスが良い割りに音にパンチが足りないのは90年代前半のポリスターバンドの宿命なのでしょうか。是非ライブを拝見してみたいのですが、再結成で地方には来て頂けないものでしょうか、2月のライブもこちらの上京日程とは合わないみたいですし。

フリッパーズギターやスパイラルライフが好きな方にお薦めですね。そのふたつの間をとってサイケをぶち込んだ感じってのが僕の感想。

2006年1月12日 (木)

アニソン

002 少し前、LASTEXILEというアニメに嵌りまして。

このアニメのOP曲が凄く好きで、結構ウチではヘビーローテーションだったりしたんですけども、先日ふとこの曲を歌っている沖野俊太郎という方について調べてみると、出るわ出るわ。

日本のPOPS史においてものすげえ重要な人物じゃありませんか。ホント己の不勉強さに恥じ入るばかりです。

2006年1月 7日 (土)

feels/animal collective

B000amsro401mzzzzzzz あまりに素敵なジャケに勢いで買ってみたら僕的2005年のベストアルバムに輝いたアニマルコレクティヴです。

ジャケ買いだと明記したとおり、これが僕のAC初体験なのですが、世間の評価ではこのアルバムは前作までに比べてかなりポップである、とのこと。確かに非常に聞きやすいし、静と動の対比ばかりの一部のポストロックに飽き飽きしていた僕の耳には大変心地よかったのですが、これが普通に有線でかかっているのはどうなのか?チャンネルをJpopにするとTVを見ないヒットチャートを全く知らない僕ですらうっすら知っているような曲しかかからない有線なのですが…。これって本国ではそんなにうれているのでしょうか?いや、まあそれで来日が叶うならばそれはとても喜ばしいことなのですがね。

職場に置いてあったタワーレコードのフリーペーパーを眺めていますと、人間の物欲って恐ろしいですね、あれもこれも欲しくなります。特に僕の気を惹いたのはピンクフロイドのWALLのトリビュートアルバム。参加面子がキングクリムゾンやらイエスやらジェスロタルやら…。絶対聞き込んだりはしない自信はあるのですが、CD屋でみかけようものなら話の種に買ってみようか、ってなりそうで怖いです。

まあこんなこと話すような相手はいませんが。

2006年1月 6日 (金)

Now Here Is Nowhere/secret machines

B0002234h201mzzzzzzz 一昨年くらいに知ったんだったか、シークレットマシーンズです。スペーシーな音ながらもスタジアムが良く似合いそうな不思議なバンド。嫌味くさくないピンクフロイド、オタッキーなレッドツェッペリン、なんて喩えはいかがでしょう?

私的都合で2月に東京に行くことにしました。広島から受験と就活で友達が上京するというのでそれに合わせての小旅行です。この前実家に帰ったときは折り悪くやりこんでいるゲームがなくてあまり友人と対戦出来なかったので、来月はきっちり調整していこうと思います。

今やっているのはKOFイレブン。巷では2強と呼ばれるクーラ、ガトーが跳梁跋扈していて目眩がします。しかしそんなことにはめげません、別に大会が目的ではないので好きなキャラを使って野試合でそこそこ勝てるようになれれば満足なので適当に頑張ってればなんとかなると思います。

現在のチーム俺一軍は、テリー、ダック、クラーク(リーダー)。基本的にノーゲージ状態でテリーを先鋒にし、ダックで放出、打ち洩らしをクラークが、という戦法をとっているのですが、残りタイム僅かの状態で負けている場合リーダー超必の確定状況の少ないクラークでは逆転が難しいのでキャラ変えも考慮しています。

まあ最近はそんな感じで対戦に臨んでます。長くなってきたので細かい対戦日記は次回以降に。

2005年12月20日 (火)

SHOWBIZ/MUSE

B00001sies01mzzzzzzz いまや海外フェスではトリを務めるほどのクラスなんでしょうね、MUSEのファーストアルバムです。以下は僕の妄想、ということにしておいてください。

なんとなく最近聞き返してみたんですが、最高っすね。何がってこんなに人を喰ったようなファーストアルバムが過去存在したのか、という意味で。

このジャケット画像を持ってくるのに色々サイトを回ったりします。すると必然的に沢山の批評を目にするわけですが、このアルバムに関してはどれも同じようなものです。曰く「レディオヘッドのフォロワー」。大体こんなようなフレーズは出てくるわけです、その評価の良し悪しは別として。まあ指摘される類似点については納得できるのですよ、現に僕も「叙情派ギターロックの新星が現れた」なんてデビュー当時は思ってましたから。

で、セカンドが出て気付くんですよ。レディオヘッドじゃなかった、敢えていうならクイーンだった、って。そう意識してファーストを聞くと判る部分も多いのですよ、巧く隠してはいるのですが。ん、隠して?

ここで最初の話に戻ります。ショウビズ。彼らは、自らの核の部分を「レディオヘッドっぽい」という売れるキーワードで覆っていたのです。これを意識して6曲目のアルバムタイトル曲の詞を読み直すとちょっと面白いです。

繰り返しますが以上は僕の妄想ですよ、正直自信ありますけど。

2005年12月10日 (土)

imagination/brian wilson

B000007ncl01mzzzzzzz いつか書こうと思ってて、どうもタイムリーっぽいのでこのタイミングで。

一曲目が全てですね。彼の曲を全部聴いた訳ではないのであまり強くは言えませんが、この曲よりいい曲はさすがにそうそう書けるもんじゃないと思います。因みに行方不明中です。誰に貸したんだったか…。

このアルバムとXTC「アップルヴィーナス」は、高校時代友達に貸してもらって後に自分で買いなおしたものとして、個人的に印象深いです。僕にも素直な頃があったんだなあ、と。

2005年12月 7日 (水)

Believe/黒沢秀樹

Hideki2 L⇔Rの黒沢秀樹によるソロ第一作。

兄健一の作品に比べて、ビーチボーイズ分を少し引いてビートルズ後期分を少し足したような印象。L⇔R作品では健一のあまりに澄んで爽やかなボーカルがあるため、サイケ感は控えめになってしまう傾向があったのだが、彼のローファイな声質とシニカルな詞が独特のサイケ感を醸し出しています。

個人的なベストトラックは「the line」

ちなみに、特殊ジャケットで観音開きになっているのだけれど、このジャケットを開くとシドバレット「the madcap laughs」へのオマージュがあります。気づいたの最近ですが。

2005年12月 5日 (月)

lost dreams/the electric prunes

B0000589ci01mzzzzzzz ガレージサイケ。

時代的にも60年代後半、とそう珍しいバンドではないのですがいわゆるフラワームーブメント真っ只中という感じでもなく、かなりポップな感触。

個人的にはラーズやコーラルなどのリバプールのバンドが内包しているサイケ感、に近いものを感じました。

雪が薄く積もっています。仕事行きたくないなあ…

2005年11月30日 (水)

11.28 MEW@渋谷o-east

23_1 17時37分渋谷着。

はじめてのライブハウスだというのに開場ギリギリの時間についてえらく焦る。道玄坂を登り、適当なところで勘を頼りに曲がる。予定通り、時間以外は。しかしこれが一発で当たりをひき、開場予定時刻くらいに当地へ到着。いきなり並ぶのもアレなので物販を見物、とりあえずTシャツなど買ってみる。

18時30分くらいに会場入り。天井が高くていいライブハウスだと思った、仙台にもこのくらいのライブハウスが欲しいな。

客が埋まり、定刻通りにライブ開始。巧い。僕が持っているライブの動画ファイル(これがいつのなのかは知らないが、そんなに前ではないはず)よりも格段に進歩している。動画では不安定だったヨーナスの声も完璧に出てる。

「白い唇の誘い」でカンペを凝視するヨーナスに苦笑、「why are you looking grave?」でスクリーンに大写しになるJマスキスに後光が射す様に爆笑、といった場面もありながらもライブは進み、「louise louisa」で一旦メンバー退場。当然起こるアンコール。

あっという間に再登場するメンバー達。「apocalypso」、「comforting sound」を演奏し、1時間15分ほどのライブは幕を下ろした。短かったけど、メンバー、観客共に気を抜く時間が一瞬たりともない良いライブだったと思う。

蛇足だとは思うが、某所でなんだかなあ、って批判を目にしたので。

合唱したいやつはオアシス行け。

「盛り上がるライブ」だけが良いライブだと思う奴はグリーンデイにでも行け。

2005年11月27日 (日)

Attack Of The Grey Lantern/Mansun

0724385579158_170 Mansunといえばセカンドの「six」というアルバムが最高傑作である、というのが恐らく共通見解なのではないかと思います。僕もファーストは80年代ぽすぎる点が、サードは単に惰性で作ったとしか思えない点がそれぞれあまり聞かない理由なのですが(4枚目は唯一セカンドを超える可能性を秘めていたと思いますが、現在手に入る未完成バージョンでは物足りません)、ことライブでギターバンドとしての本領を発揮してしまえばこのファーストやそれ以前の曲が光りはじめます。

同時代に星の数ほど浮かんでは消えたUKギターバンド達と一線を画していたのが、変幻自在なチャドのギターです。勿論、ポールのボーカルとメロディセンスがずば抜けていたというのもありますが、やはりマンサンがマンサンたり得たのはチャドの力だと思います。現在制作中だというポールのソロにチャドが参加しているというのはとても嬉しいニュースです。

マンサンのあらゆる魅力を聞くのに最適なのはこのアルバムに収録されている「taxloss」という曲のライブではないでしょうか。ちなみにライブバージョンは4thアルバムのディスク3に収録されています。

ま、この一節が書きたくてわざわざ今日コレを持ち出した訳なのですが。

come back to me we want your FUCKIN' money !!!

2005年11月26日 (土)

DOUBT/L⇔R

Flowers001スタイルを固定したいので新しい場所に移ることにしました。

最初に何を書くか、というのはいつも悩むところなのですが、僕にとって大事なこのアルバムにしようかと思います。

売れてしまったことによって、本来のポップマニア振りを発揮出来なくなり、遂には自分の作品を客観的に見ることが出来なくなってしまったことで制作途中のアルバムを放棄。新たなコンセプトのもとに作り上げられたのがこのアルバムです。

ジャケットを一枚めくって内ジャケを取り出すとそこに書かれた言葉は「Believe」。つまりこのアルバムはもう一度自分達を取り戻すために、自分達の音楽を信じるために作られたアルバムなのです。リアルタイムでその状況を体験し、その徹底的に全てを疑ってかかったアートワークやライブパフォーマンスに圧倒された僕にとってはこのアルバムは良い悪いを超えたところに在ります、だからこれからL⇔Rや黒沢健一作品を聞きたいという人にはこのアルバムはお薦めしません。ただ、「アイネ・クライネ・ナハト・ミュージック」は別格。僕はこの2分半ほどの短い曲こそが彼らの曲、いや、日本のポップミュージックの中で最先端に位置していると思っています。

で、この後に日記なりなんなりを書く、というスタイルにするつもりなのですが、今日はあまりにも不細工なキャバ嬢(風の女)が横柄な態度をとっているのを見て(というか僕に対してだったのですが)ムカついた、くらいしかネタが無いのでここで終わり。

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